概要

博物館学校地域連携教育支援事業とは

事業の目的

山口県立山口博物館は、県立博物館では全国で最も長い歴史を誇り、3 5万点を超す貴重な学術資料を収蔵するとともに、天文・地学・植物・動物・考古・歴史・理工の7部門で、専門的な知識や技術と高度な研究能力をもった学芸員を配置しています。「博物館学校地域連携教育支援事業」は、学校及び地域研究機関と連携し、博物館の物的人的資源を有効に活用することで、博物館の主な機能の一つである「教育普及」機能を補完し、学校及び地域が行う子どもたちへの教育を支援していくことを目的としています。

事業の内容

「博物館学校地域連携教育支援事業」では、館内利用・館外利用・広報活動等の3つの活動に取り組んでいます。

館内利用 館外利用 広報活動等
  • 社会見学
    • 分野別解説、体験活動、ワークシート
  • 館内授業
  • 職場体験学習
  • 教育普及講座
  • 博物館1日体験研修
  • 出前授業
  • 移動展示(ミニ博物館)
  • 教材・教具の貸出
  • 教員研修への支援
  • PTA活動への支援
  • 地域イベントへの支援
  • 博物館だより
  • なるほどなっとくニュース
  • ホームページの運営
  • 教材教具の開発

事業の対象

学校支援 PTAの親子学級活動や教員研修のお手伝いをしています。
授業支援 主に、児童生徒を対象に、社会見学や出前授業などを行っています。
地域支援 子ども会などの地域の社会教育団体の活動を支援します。

事業支援のイメージ

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事業のこれまで

平成16年 「博物館学校連携推進事業」として発足し、小学校1名、中学校1名の博物館長期体験研修教員がMT(ミュージアムティーチャー:博物館教員)として配置されました。
平成19年 「博物館学校地域連携推進事業」として、「地域」の名称が加わり、「教員・PTA・地域支援」の活動にも取り組むことになりました。
平成22年 「博物館学校地域連携教育支援事業」として、連携の有効な在り方の研究や、新たに幼児や小学校低学年向けのプログラムを導入しました。

MT(ミュージアムティーチャー)とは

「博物館学校地域連携教育支援事業」を推進するために博物館へ派遣される教員をM T ( ミュー ジアムティーチャー) と呼んでいます。

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